2016年06月

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滝の拝

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那智の滝

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最後はマグロ丼でしめた。



これですべてのカヌートレーニングが終わった。
本番は機動力があり波にも強いが荷物があまり積めないカヤックでいこうか、機動力があまりなく波にも弱いが荷物を多々積めるカナディアンカヌーでいこうか、ずっと迷ったがユーコンの瀬のレベルはあまりおおきくなく最大でもレベル2ということ、行程は約18日以上の長期戦になりテントや飲料水と食糧をたくさん積んでいかなくてはいけないとのことをふまえて熟慮の結果、安定性はないが荷物を多く積めるカナディアンカヌーでいこうと思う。


客観的にみて今回のユーコン川単独800キロと前回のタクラマカン砂漠自転車縦断を比べると今回のほうが難易度はぐんと下がる。
事実、総距離は半分の300キロほどのパターンが多いが数多くのパドラーが単独にてユーコンを下っている。

話は飛ぶが、元F1レーサーでありインディーレーサーの佐藤琢磨さんが以前あるトーク番組に呼ばれとても感銘を受ける興味深い事をおっしゃっていた。

カート経験さえなかった19歳の若き日の琢磨さんは、ホンダと鈴鹿サーキットがフォーミュラカーを用いたレーシングスクール(SRS-F)を設立したことを知ると、モータースポーツの世界に飛び込むことを決心し大学を休学して、モータースポーツ歴わずか半年で、競争率10倍の難関を突破してSRS-Fへ入学した。そして、見事首席で卒業する。

その紹介映像が流された後コメンテーターから、当時日本のモータースポーツ界の若手エリート精鋭たちが選抜されたSRS-Fにはいりレース経験がない自分は通用すると思ったのかとの質問に、

このレベル(SRS-F)でダメならしょせん僕はその程度のレベルだということだし、これから僕が目指そうとしているF1の世界など夢物語で終わってしまう。
なので駄目なんて一切考えも思いもしなかった。ただ自分はF1レーサーになる、なってやるということしか考えていなかった。

と答えていたのが印象的だったのだが、
(ここまでの自信も実力も全くないが)僕も少なからず今回は少しそんな気持ちもある。

冒険を遂行し必ずや地元でアウトドア学校を開校する。今はそのための修行なのだ。(何にも経験がない先生より、経験がある先生のほうが説得力がある。)


自信でも過信ではないが、今まで味わった苦悩や辛酸それに向き合い一人ですべて乗り越えた来た誇りを胸にユーコン川に敬意を払いつつ、起こるであろう苦悩や歓喜などすべてを受け止めすべてを楽しんで来ようと考えている。


出発まであと1ヶ月を切った。
皆様には去年に引き続き応援してくだされば嬉しく思います。

皆様の応援が僕の冒険の活力です。

御閲覧ありがとうございました。

日本のエアーズロックと呼ばれる知る人ぞ知る和歌山県古座の一枚岩から出廷。
傍観よし空気よしと気分が良かった。

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↑日本のエアーズロックと呼ばれる和歌山の一枚岩

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瀬には隠れ岩があったが水速が遅く、発見してからでも対処でき、シューティングゲームのように避けながら通過した。

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古座川は水量が少なく水底には多数の岩があり、何度も隠れ岩にぶつかり水底にこすりながら進む。

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全体的に流速は遅く
ゆったりとしていたが推進力はあるのでこがなくても進んだ。
水質は、熊野川同様よく透明度はたかい
古座川は、釣り人が多く川幅も狭いのでトラブルを避けるため何度もホーテージした。

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↑ポーテージする

瀬のほとんどが水底が浅く岩を引っかけそうで怖かったが前半は何とか無事に通行できた。
後半は更に水量が少なくなり、途中で停まってしまう瀬もおおくあり、半分以上の瀬をカヤックから降りポーテージしようやくゴールにただりついた。

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自転車に乗り換え元いた15キロ上流の道の駅一枚岩へ帰還した。

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師匠とのトレーニングだった。
師匠からは、随分腕をあげたねと言われた。師匠はあのカヌー界のパイオニアの野田さんとカヌースクールを共催した事のあるほどの方だ。そんな方にそのように言われとても嬉しく思った。

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エメラルドグリーンの水面を進む。

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ゴール地点の熊野大橋で自転車に乗り換える。

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ゴール地の道の駅熊野川到着

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最後は熊野牛のスタミナ丼でしめた。

最後の4キロくらいは流れがほぼなくなりこぐはめになったが、前半に体力を温存できたので前日とはちがい余力を残して自転車にのりもといた道の駅にゴールできた。


日米通算と同じで通算は認めないと、頑固な自転車おやじやカヤックおやじに言われそうだが、2日の通算総合距離約75キロ
(カヤック約45キロ。自転車ヒルクライム約35キロ)。
僕にとって野宿を挟み初の2日間というロングランになったがユーコン川に向けて貴重な経験ができた。

ユーコン川では雨天時や強風時以外は一日50キロを目安に進もうと考えていていいイメージがついた。


よーし。
ユーコン川800キロカヌー単独。どんな困難にぶち当たろうともこのトレーニングを思い出し、乗り切る。

「そうです。そうなんです。やるんです。皆様の応援やサポートがあれば、一人でもできるんです。はい。」

しまって行こー⤵❗おおぉー⤴😄

とその前に2日目まとめと
古座川カヤックと和歌山観光をおおくりします。

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水の色はエメラルドグリーン。

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⬇飯にする。

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↑買い出しの時
何と僕がいつも愛飲していたミラクルボディVのボトルタイプをみつけた。
迷わずすかさず買い物かごに入れた。

A大の学生ではないのですが、見つけた時嬉しくて堪らなく躍りだしたくなる自分を抑えた(笑)

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↑熊野大橋あと少し行くと海に出る。

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↑カヤック行程のゴール

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↑自転車に乗り換える。まるでトライアスロンだった。
⬇道路側から熊野川をみる。やりきった満足感があった。ユーコンでこんな気持ちを再度味わいたい。
もちろんヒッチハイクのクルマの中で、、

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道の駅熊野川到着

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↑カヌー行約16キロ

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↑自転車行程約15キロ



自転車とカヤックを使って熊野川を一周した。カヤックからみる熊野川、自転車からみる熊野川どの表情もとても魅力的で一瞬で僕は恋に落ちた。

地元の方もとても親切で感じがよく話していて気持ちがいい。
また必ずや近い将来、地元の皆様や上流の猫ちゃんに会いに熊野川に行きたい。

それまでみんなお元気で❗

道の駅到着後翌日のために軽くスカウティングをするも行程はあまりに水量が少なく、つられて瀬も狭く流れも早く隠れ岩も多々存在しむき出しになり危険きわまりなかったので、師匠と相談し翌日は中止の予定だった。
が、何と翌日おきてみると、水量が増して川幅も瀬も深くなり見えていた隠れ岩もなくなっていた。

前日上流の管理人いや管理猫(※)を丹念にまるで刀職人のような目付きで丹精に気持ちを込めてなでなでし、持っていたほぼ全部のクッキーを山盛りにおいておいたので、彼女のご機嫌がよくなり上流のダムから放流して下さったかもだ。


と冗談はさておき、
これはもういくしかないでしょと考え迷わず出廷した。

前日より水量があるので推量力も得られ漕がなくてもすいすい進んだ。瀬も勢いがあり前日より波立ちがおおきく難易度もあがり、カヌー内に水が入る機会も増えた。(瀬のレベルは2級クラスか?)
後半向かい風になったが、水圧があるので、湖ほど気にならず進むことができた。

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前日のこの場所でカヌーをおいて野宿する

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水量はあり推進力もあった

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切り立った岩肌に暫しみとれる


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※瀞峡(どろきょう)の瀞八丁バス停にいた可愛い猫ちゃん(前ブログ参照)

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