2018年05月

去年のスノーボードに引き続きスキーでもダマバンド(5671メートル)を滑った。

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(ダマバンドの高度順応の為にガードンクー山〈4400メートル〉とアラムクー山〈4850メートル〉にも登りスキーで滑った。
この2ピークは日本人初滑降だ。)

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【↓ガードンクー4400m山頂】

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【⬆アラムクー山頂4850m山頂。ホワイトアウトに吹雪。ヒットポイントがなくなりもう少しでアウトだった。】
実は今回は、僕の不注意で両足をガードンクー山(4400メートル)とアラムクー山(4850メートル)登山中に負傷してしまい下山後歩行困難な状況になり、病院直行かつドクターストップ状態を乗り越えての登頂&スキー滑降だった。

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【皮をすべて除去した。】
 怪我をしてからというもの、痛みで油汗が出るくらい辛かったし、歩けば歩くほど患部が酷くなり、このまま身動きができなくなり下山できなくなったらどうしようかと登山中いつも心にあった。
僕自身もさすがに今回はダマバンド登頂は無理かもと思ったが、モチベーションを強く保つ為に怪我から復活ピョンチャン金メダルの羽生さんが恐らく描いていたようなイメージを僕も勝手ながらずっともって挑んだ。
 そして、ダマバンドでは連続的な足の痛み、アラムクー(4850メートル)で高度順応できているはずだがダマバンドでは同じ4850メートルでも空気が非常に薄く感じた。
去年もキツく大変だったが、今年はさらに追い詰められた。しかも、山頂近くでいきなり天候が急変し吹雪になり状況は最悪だった。
 でも、もうどうにもなれと言う訳でないがいい意味で気持ちが吹っ切れ開き直ることができ、苦しさも痛さもすべて受け入れ今持てる自分の力を悔いのないように精一杯出そうと考えた。
 持てる力を精一杯出した結果それで駄目なら後悔はないし登頂できずとも登頂に値する価値があるような気がした。
 僕にとって登山で一番重要なのは、どんな高き山の頂きを登ったとかなんかではなく、いかに自分と闘いどう自分と向き合ったかだと…
そういう強い思いを保ち続け山頂まで自分を持っていった。

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 帰国後、いまだに癒えず痛さでうまく歩けない足の事を思うと、我ながらよくやったと思う。
 この逆転劇にはおそらくおすぎも絶賛するだろうし全米が泣くだろう…いや少なくとも全境川村(実家の近くの村)は泣いたと思う。これはきっともう2018年上半期モンドセレクション金賞受賞間違いなしかも知れないとさえ思えた。

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アナウンサー『ぴょん太郎は来年デナリ単独スキー遠征が控えています。そういう意味でもこの登頂とスキー滑降はいい景気づけになったのではないでしょうか?皆様さんにはこの登頂はどのように映りましたか?』

掛布『非常にですね、ぴょん太郎君のですね、ストックのグリップエンドがですね、つまり弓矢を張った状態がですね、下半身の回転の粘りでライトスタンドに運ぶようなですね、ロングターンの回転弧がですね、歩幅の粘りがきいて糸を引いて非常に伸びますね、はい~もちろん性的な意味で、はい~』

野村克也『バッティングカウントのアウトコース直球の登頂、しかもスキー滑降。ミエミエなんですよ。』

原辰徳 『胸と胸を付き合わせてのいい登頂とスキー滑降でしたね。』

岡田 『そらそうよ…そらもうね…ぴょん太郎にはよう一人で登頂されましたよ。そらまぁね…今日は今年初の海外遠征滑降ですが、そらもう恐いバックカントリーヤーですよ。』

東尾『滑降という球種選択も悪くないのだけど、右バッターの胸元に食い込むシュートと大きく落ちる球種を覚えるべきですね。そうすることにより滑降の幅も拡がる。私、ライオンズ入団直後の松坂にもすぐ覚えるように言いましたよ。』

吉田義夫『はい。あの場面、フェンスがなかったら確実に入っていたでしょうね』

…意味不明…全員苦笑い

ずっと富士山より高く寒いところに住んでいたので、寒さに体がなれてしまっていたので五月の日本の気温ですら熱帯のように暑く感じた。一瞬飛行機が間違って成田ではなくバンコクのスワンナプーム
空港に到着してしまったのかと勘違いするくらい暑く感じ体感温度の落差にいきなりやられた。

ということで今日帰国しました。長期で休んだのと足が痛いのでメンタル面はアウト、フィジカル面もアウトなので明日から仕事行けるか心配になっております。専門家から仕事復帰へのセラピーを受けたいくらいです。

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皆様、応援やコメント本当にありがとうございました。とても励みになりました。なによりも、勇気が湧き活力になりました。お陰さまで無事に達成できました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
落ち着いたら皆様のブログにもお邪魔させて頂きます。

次の目標は本命のデナリ(マッキンリー)山頂からのスキー滑降。
ニューヨークに行きたいか?…いやデナリ(マッキンリー)に行きたいか?おお‼
うっしゃ~デナリ(マッキンリー)にいくぜ~。とその前に足を治さないとね⁉
ご閲覧ありがとうございました。

今日から今季の遠征に行く。海外遠征はずっと羽田空港からの出発だったので自宅から移動が楽だったが今回は成田空港だ。激重の登山荷物をもって朝早くの成田空港までの移動にもう既にぐずぐずになった。
今年も去年同様イランに行き前回スノーボードでやったMt.Damavand(5671メートル)の山頂からスキーで滑り降りる。そして、今回はイラン第二位高山のMt.Alamkouh(4850メートル)も山岳スキーで登り滑降しようと思っている。
Mt.Alamkouhは山小屋がないのでテント泊になる。来期のマッキンリー(デナリ)スキー遠征に向けていい経験になると思う。
何度も言うがこの遠征は、マッキンリー(デナリ)単独スキー遠征の前哨戦だ。結果より内容にこだわりたい。
ただ、やるからには余程の事がない限り、この2ピークは必ず踏んでスキーで山頂より滑降してくるつもりだ。
引き続き皆様には応援頂けると心づよい思いです。よろしくお願いいたします。
では行ってきます。とその前に💩であります。

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Mt.Alamkouh(4850メートル)

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Mt.Damavand(5671メートル)

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「ガンダム行きまーすぅ❗」
「ガンタンク行きまーすぅ❗」
「ぴょん太郎行きまーすぅ❗」

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